⁂ オダマキ 苧環 ⁂
オダマキの花が咲きましたよ。
Aquilegia
科名 属名*キンポウゲ科 オダマキ属
分類*宿根草
別名*糸操草(イトクリソウ)
原産地*北半球
開花*4月~6月
オダマキの写真
オダマキの接写
オダマキの観察
不思議でとても複雑な構造のお花!
が第一印象だったオダマキです。
鉢植えをいただいたので、じっくり観察します。
写真を嫌うかのような下向きに咲く花だったので、やっと顔を拝む事ができました。
白の筒状の部分が花弁なのですね。
ちょっと引っ張るだけで、ポロっと簡単に取り外せました。
花弁はクルッとした突起へと続き、その突起が”距”と呼ばれる部分です。
距は小さな虫なストロー状の口吻を持つ虫を誘引する器官
距のカーブ具合が、蝶の口吻にヒットしていそうです。
割開いてみると中にはベタベタした液体が、オダマキは毒性があるようなので
蜜が甘いかどうか確認するのをグッと堪えませした!
花弁を取り外した残りが萼、華やかに花弁化した萼の美しいこと、日本に自生しているミヤマオダマキよりも、西洋のオダマキの方が華麗。
観察した後は、ガラスの器に水を張り、花弁と萼を浮かべて楽しみました。
花が終わる頃には忘れずに種を取って、来年花を増加計画してみたいと思います。
オダマキの種を収穫
5月中旬、果皮が茶色くなり、先端が種を放出する為に開いてきたので、いくつかを採取してみました。
一つの花から採れたその種の数は「154個」でした。
冷蔵庫にしまい、9月になったら種を蒔きましょう。
紫色のオダマキの花言葉
「勝利への決意」
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