⁂ ハナミズキ 花水木 ⁂
ハナミズキの花が咲いていましたよ。
Cornus florida
科名 属名*ミズキ科 ミズキ属
分類*落葉高木
別名*アメリカヤマボウシ
英名*dogwood
原産地*北アメリカ
開花*4月~5月
ハナミズキの写真
ハナミズキを接写
ハナミズキの観察
桜の返礼として、アメリカから贈られた花であるハナミズキ。
今ではあちこちに街路樹として良く目にする落葉広葉樹となりました。
数十本だった木が、100年位でここまで広まるとは感慨深いですね。
大き目の花桜のように咲く・開花期間・秋には紅葉する・赤い実が実る・手を掛けなくても維持管理がしやすい。
美しく手間いらずの樹木なので、街路樹として庭木として人気なのでしょう。
桜が咲き終える頃、徐々に開花してくれてバトンリレーのようです。
じっくりと観察したのは初めてですが、ピンクの大きな花のように見える部分は実は葉っぱでした!触れると少しガサついた印象があります。
秋に生る赤ツヤのある実には毒性があるそうです。
秋になったら可愛い赤い実の写真を追加しましょう♪
友人からヤマボウシ(山法師)の花なのにハナミズキなの?と疑問の声が!
成程ヤマボウシの花を見ると、確かによく似ています。
4枚の美しい総苞の中心には、緑色に集まった小花、開花する4枚黄色の花弁が十字に開きます。
ヤマボウシは別名ヤマグルマという落葉高木で、ミヅキ科ミズキ属。
ハナミズキとは近縁種でした。
アメリカヤマボウシという名前も、ヤマボウシに似たアメリカからやってきた花だからその名前が付けられたのかもしれないでですね。
<ハナミズキとヤマボウシの比較>
花水木の総苞片の形: 総苞片の先端が凹んでいる
山法師の総苞片の形: 総苞片の先端がとがっている
花水木の開花: 4月~5月
山法師の開花: 6月~7月
花水木の葉: 花が咲いた後に葉が伸びる・葉の付き方は1対
山法師の葉: 葉が伸びてた状態から花が咲く・葉の付き方は2対
花水木の実: 赤い楕円の実・一つ一つが結実・食べられない・9月頃
山法師の実: 球形の赤いブツブツとした実・合体して結実・甘い・8月頃
ヤマボウシには、疲れ目に良いアントシアニンを含んでいるようなので、入手できるのならジャムを作って食べてみたくなりました。
ネット検索しても実もジャムそのものも見当たらなくて、ちょっとガッカリ。
アンテナを張っておこうと思います!
ハナミズキの花言葉
「私の思いを受けて下さい」「返礼」